公会堂に1人が避難
別府市が災害対策準備室を設置
別府市は、5日午後5時に災害対策連絡室を開設し、別府市公会堂を避難所として開設して台風8号に備えた。
被害が起こることが予想される、朝見枝郷(朝見浄水場上)~合棚後畑線(おじか入口)を事前に通行止めとした他、平和授業で登校日だったことから、公立の幼・小・中学校の登校と幼稚園での預かり保育を取りやめた。避難所には、5日から女性1人が避難をしているという。
別府海浜砂湯、市営北浜温泉、市営青山ブール、地獄蒸し工房鉄輪、志高湖キャンプ場は終日休業。市営堀田温泉は午前10時半から休業している。市西部地区公民館、市朝日大平山地区公民館は午前中の主催座講座を中止。市竹細工伝統産業会館は施設は営業しているものの、竹の教室を休講とした。別府海浜砂湯は7日午後1時から営業を再開する。
また、別府市と由布市をつなぐ市道城島塚原線(通称・エコーライン)の由布市側で土砂が崩れ、車が埋まっているとの情報が入っている。運転手は無事で、後続車に乗せてもらって避難をしたという。現在、別府市側の猪の瀬戸交差点から由布市側の塚原まで全面通行止めとなっている。
別府市には、5日午後10時15分に暴風・波浪、6日午前7時10分大雨、同9時5分に洪水の各警報が発令されており、台風が通り過ぎたあとも十分な警戒が必要。