開設100周年、法人で温泉道名人に

100周年を契機により地元を知ろうと全員で
温泉道名人を目指して達成した伊予銀行別府支店職員

 別府駅前通りの伊予銀行別府支店(赤穂元隆支店長)が9月18日で、開設100年を迎えるのを前に、全員で別府八湯温泉道名人に挑戦し、13日に法人としては3番目の名人となった。
 伊予銀行別府支店は、大正8年に實業(じつぎょう)銀行別府支店として開設された。昭和5年1月には、「第二十九銀行別府支店」、同9年に「豫州銀行別府支店」、16年に「伊豫合同銀行別府支店」と合併を繰り返しながら平成2年に「伊豫」を新字体の「伊予」に変更した。40年には楠町に移転し、52年に現在の駅前本町に新築移転をした。受け持ち区域は別府市から国東市までと広い。
 これまでも、温泉マイスターに7人が合格するなど、地元に根差した活動をしてきたが、100周年を迎えるに当たり、より地域のことを知ろうと温泉道名人にチャレンジすることにした。今年3月から取り組み、88カ所を巡った。また、おりがみモザイクアートにも挑戦。おりがみ、チラシ、包装紙を使って2809個のバラのつぼみを折って、いよぎんのクレジットカード「イヨカ」のキャラクターである「とりカエル」が温泉に入っているモザイクアートを約4カ月かけて完成させた。大きさは、縦、横約80㌢で、完成した作品はロビーに展示している。さらに、ロビーには、懐かしい写真も飾っている。
 100年目となる9月18日には、写真を持ってきた人にオリジナル缶バッジの作成や記念品のプレゼントを予定している。
 赤穂支店長は「100年という歴史の重みを感じています。地元・別府の発展にお役に立てるように、頑張っていきたい。これからも、金融機関として、お役に立てるようにと決意を新たにしています」と話した。

コメントを残す