県立別府翔青高校(阿南典久校長、869人)の田中大寛さん(18)=商業科3年=と山本馨さん(17)=普通科2年=が令和元年度全国高校総合体育大会で日本一の栄冠を勝ち取ったとして8月27日午前8時半、同校第一体育館で報告会を行った。
田中さんは、男子100㍍自由形で大会新記録の49・83秒、男子200㍍自由形で県新記録の1分49・13秒でいずれも優勝。山本さんは、飛び板飛び込みで565・55点で優勝、飛び込み男子総合優勝を果たした。
ブラスバンド部が演奏する中、田中さんと山本さんが入場すると、生徒が大きな拍手で出迎えた。
壇上に上がった2人を阿南校長が「令和初のインターハイで、壇上の2人が日本一という偉業を達成しました」と紹介し、戦績を紹介した。
続いて、大会VTRを上映し、阿南校長から賞状とトロフィーが伝達された。
生徒会からインタビュー形式で質問を受けた田中さんは「自由形以外では、バタフライが得意。優勝したときは、コーチ、家族、友人に伝えたいと思った。目標は、瀬戸大也選手。これからも、もっと頑張ります」。
山田さんは「飛び込む瞬間は、まっすぐ入れているか、水しぶきが少なくなるかなどを考えている。座右の銘は『自分に打ち勝つ』です。日本一なれて嬉しかったが、来年に向けて頑張ろうと思いました」とそれぞれ答えた。