オレンジボール軟式野球大会

接戦の末6年ぶり2回目の優勝を飾った石垣レッドスターズ

 OABカップ第3回オレンジボール大分県大会別府支部予選兼第7回別府市軟野連会長旗軟式オレンジボール学童野球大会が8月17、18、31日、9月14、15日に市営野口原ソフトボールB球場で開催された。
 普段、レギュラーになることが少ない小学3年生以下で構成したチームによる試合で、ボールも通称「オレンジボール」と呼ばれるものを使用する。
 大会には、別府市、日出町から9チームが出場して、トーナメント方式で行われた。決勝戦は、吉弘野球スポーツ少年団に所属する3年生以下でつくる石垣レッドスターズと亀川小ジュニアの対戦に。1回裏、亀川が1番打者の藤内選手がランニングホームランで1点を先制するも、2回表に石垣が死球と四球で出塁した走者が1番の木崎選手の内野ゴロの間に生還し、1点を加えて同点に。その後、両チームとも得点圏にランナーを進めるものの、あと一本が出ず、特別延長戦に。石垣はヒットと四球の押出しで1点を入れて勝ち越しに成功したものの、亀川も意地を見せて内野ゴロの間に1点を入れて同点に。決着がつかなかったため、抽選となり、丸印を多く引いた石垣が6年ぶり2回目の優勝を勝ち取った。石垣は11月2、3日に市営野口原軟式A球場などで開催されるOABカップに別府市代表として出場する。
 表彰式では、石垣と亀川にフィギア専門店ハンター×2社からオレンジボールが贈られた。また、最優秀選手には、4回から登板して1失点に抑えて好投した石垣の谷口航生投手が受賞して、記念品が贈られた。優勝した石垣のメンバーは次のとおり(敬称略)。
【石垣レッドスターズ】▽代表・監督=安部雅浩▽コーチ=木崎克弥、田中登▽選手=谷口航生、木崎琥太郎、黒田玲穏、高見瑛太朗、宮野凌空、田中健斗、能住幸詩朗、藤原聖士、曽我綾斗、河野碧、山田陽翔

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