べっぷ地獄めぐりで今年に入ってから、夜間営業が行われており、鬼石坊主地獄でも「灯籠燈る幻夜祭」として、12日から14日の3日間、午後7時から同10時までの夜間営業を行う。
別府ならではの夜の魅力を創出して、まち全体の一層の進化を目的にラグビーワールドカップ2019日本大会開催期間中の3連休に実施することにした。
園内は日本庭園の作りになっていることから、「和」を意識して、色とりどりの灯籠がズラリと並べられ、幻想的な雰囲気を演出している。また、BGMにも和を意識したものを選び、全体的に落ち着いた感じになっている。
名前の由来にもなっている、灰色の熱泥が沸騰する様子が照らし出され、不規則な沸騰の様子を楽しむことが出来る。噴気が上がる「鬼の高鼾(たかいびき)」を赤いライトアップされている。
足湯の回りには、海地獄でとれたザボンや鬼ユズが入れられ、柑橘の爽やかな香りが癒やしてくれる。
料金は、大人400円、高校生300円、中学生250円、小学生200円で、昼間券持参で100円引きとなる。
多くの観光客が訪れるこの時期に、夜も楽しめるスポットを作ろうと、べっぷ地獄巡りでは、毎年夜間営業を行っている海地獄に加えて、かまど地獄、白池地獄でも夜間営業を行うなど、新しい試みが始まっている。