税理士法人幸会計事務所代表。かねて病気療養中12日午後1時死去。享年72歳。幸さんは昭和22年1月、大分市の出身。大学を卒業後、昭和44年から東京の税理士事務所に入り税理士の道へ。実務実習の傍ら試験勉強に励み、資格取得後は前身の小野知美税理士事務所に入所。平成30年にご自身の事務所代表社員に就任した。事業手腕は堅実そのもの。納税指導や経営刷新のアイデアや助言をもとに、事務所代表として顧問先を次々に拡大。南九州税理士会では平成13年度の別府支部長を皮切りに県連副会長、南九州では常務理事、副会長などの要職を歴任した。平成元年には別府東ロータリークラブに入会、平成22年に会長。平成14年から継続して3年間、ロータリー第2720地区の財務や監査委員会に出向して、地区役員として財政の健全化向上に尽力した。
別府東RCでは社会奉仕に率先、勤勉実直な人柄ながら、会員親睦会や酒宴の席では、マイクを握って十八番の小林旭のヒット曲を披露して親睦気運を盛り上げた。東RCは体調不良に伴い6月に退会したが、この突然の訃報に接したメンバーは重い空気に包まれている。
通夜は15日(火)午後7時、告別式は16日(水)昼12時半、いずれもプリエール天寿の杜で幸家と幸会計事務所の合同葬をもって執り行う。喪主は夫人の玲子(れいこ)さん。