ホームビジター養成講座始まる

公会堂2階会議室で開講式が行われた

 地域子育て支援センター「にじのひろば」(村田広子代表)は令和元年度ホームスタートホームビジター養成講座の開講式を8日午前9時半、別府市公会堂2階第1会議室で開催し、参加者4人を含む10人が出席した。
 式では、村田代表が「別府市には36人のホームビジターがいて、134家庭に行っています。産後にホルモンバランスが崩れたり、子どもたちが元気に学校に行っているのかと不安に襲われたりしています。日々、皆さんの生活の中に、ビジターが支えとなっています。一人ひとりの困りは違いますが、その方々に『傾聴と協働』をもたらすサポートシステムです。届ける支援をしていきましょう」とあいさつ。
 来賓の月輪利生市福祉共生部次長兼子育て支援課長が「多くの子どもを抱えて外出が困難な家庭などにとって、相談窓口や支援機関に出向くことが出来ず、そのような家庭に支援が滞る課題があります。4人が研修を受けていただき、ホームビジターとして家庭を訪問して、子育ての悩みを聞き、育児を一緒にして不安を解消の手助けをして下さい」。
 土谷修ホームスタート九州エリア協議会長は「大分県の中でも、別府市は活動が盛んで注目されています。別府市とにじのひろばの活動が、地域の人に認められたからだと思います。皆さんもその仲間に入り、家庭を応援して下さい。ゆっくりと楽しみながら、講座を受けて下さい。」とそれぞれあいさつした。
 また、月輪次長、土谷協議会長、穴見雄一市子育て支援課課長補佐、同課の岩瀬龍子さんが紹介された。
 式終了後、午前は村田代表と「にじのひろば」の立川敬子さんが「オリエンテーション」、午後は土谷協議会長が「ホームスタートの内容・意義を学ぶ」をテーマに行った。
 今後は毎週火曜日、市公会堂、野口ふれあい交流センターなどで講座を行う。

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