明豊高校が第50回神宮大会出場報告

九州大会に優勝して、神宮大会に出場することを報告した明豊野球部

 明豊高校野球部は、春・秋合わせて24期ぶりに九州大会を制して、12年ぶりに明治神宮野球大会(15~20日)に出場することになり12日午前11時、市役所を訪れて阿南寿和副市長に出場を報告した。
 野球部は、第145回九州地区高等学校野球大会で、決勝戦で大分商業高校と対戦。大分勢同士の対戦は、明豊が先制して試合をリードし、13ー5で圧勝した。明治神宮大会は、全国から予選を勝ち抜いた高校が集まる全国大会で、今回で50回の記念大会となる。前回出場したときには、現在、福岡ソフトバンクホークスで活躍している今宮健太選手が1年生だった。
 報告会には、吉武茂代校長、赤峰淳・野球部長、川崎絢平監督、若杉晟汰主将ら選手18人が出席。吉武校長が「(大会出場は)名誉あることと、大変喜んでいます。1つ1つ勝って、出来れば頂点を目指したいと練習に励んでいます。しっかりと力を尽くして頑張るので、応援よろしくお願いします」とあいさつ。
 川崎監督が試合の経緯を報告。「新チームになってまだ3カ月ですが、日本1になろうという目標を定め、そのためには何をすべきかを考えてきました。春のセンバツを経験した選手も多くいるので、点を取られても落ち着いて対応することが出来ました。神宮大会も優勝すれば、日本1。最善の準備をして臨みたい。県大会や九州大会の時のような、最後まであきらめない試合をしたい」と述べた。
 阿南副市長は「本当におめでとう。私も甲子園では1回戦を応援に行かせてもらい、素晴らしい試合だった。春に向けた良い経験が出来ればと思います。神宮大会でチャンピオンになることは意味があることだと思う。別府市民も期待しています」と激励し、スポーツ振興奨励金を吉武校長に手渡した。
 若杉主将が「1戦1戦全力で戦って、絶対に優勝したい。応援よろしくお願いします」と力強く決意を述べた。
 野球部は明日、大会に向けて出発して17日に初戦を迎える。相手は、倉敷商業高校(岡山県)と健大高崎高校(群馬県)の勝者。出場メンバーは次のとおり(敬称略)。
 若杉晟汰、居谷匠真、狭間大暉、中尾圭、中村洸斗、宮川雄基、小川聖太、布施心海、為藤隆心、山田昭太、永見星直、賀来竜馬、廣次康生、竹本凪海斗、川原颯起、幸修也、京本眞、吉開大輝。

コメントを残す