別府発達医療センターボランティアの会

今年も手作りのクリスマスプレゼントを贈った

 別府発達医療センターボランティアの会(立川敬子代表 25人)は、今年もセンターにクリスマスプレゼントを行い、贈呈式を18日午前10時半、同センターで行った。ボランティアメンバー8人が出席した。
 ボランティアの会は、車いすを押したり、夏祭りなどの行事の際に介助したり、毎週月曜日と水曜日に「おもちゃとしょかんもくば」を開いて、おもちゃを無料で貸し出したりと様々な活動を行っている。クリスマスプレゼントは毎年7月頃に子どもたちに何が欲しいか希望を聞いて、みんなで手作りをしている。今年で20年目を迎える。
 今年は、「別府整肢園」にはY字ベルト、「めじろ園」には、季節のタペストリーとして、アジサイやカエルが楽しそうにしている絵柄でビーズがついてキラキラ光ったり、カエルの目が動く工夫も。「ひばり園」には、木と昆虫のタペストリーで、カブトムシやテントウムシ、チョウチョがひっついたりはがしたりできて、好きな場所に貼り付けることが出来る。「ほっと」には、牛乳パックや布を使って作った大きな家をプレゼント。実際に人が中に入って過ごすことも出来る。「りんく」には、玉入れの玉、5色を10個ずつ。それぞれの色と同じ色の手作りボール入れも一緒に贈った。
 子どもたちは笑顔でプレゼントを受け取り、お返しに感謝の気持ちを込めたメッセージカードなどを手渡した。福永拙センター長は「今年も、本当にありがとうございます。手作りの素晴らしい贈り物。大切に使わせていただきます」とお礼を述べた。
 立川さんは「荒金カツ子さんが代表をして一緒にプレゼントを作っていたが、荒金さんが5年前に亡くなった時は、このまま続けられるのか、不安になった時期もあった。引き継ぐ時は色々と大変でしたが、最近ではみんなで楽しく作っています。プレゼントを作る場が、ボランティアの憩いの場にもなっている。今はとにかく楽しい。来年もプレゼントできるように頑張りたい」と笑顔で話した。

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