明豊高校野球部は23日午前8時、火男火売神社(加藤兼司宮司)で第92回選抜高校野球大会の必勝祈願を行い、部員、学校関係者、父兄ら約100人が出席した。
駐車場に集合した部員64人は順次、神社の鳥居をくぐった。
神職が、選手らの健康や甲子園での健闘を祈願した祝詞を奏上。岩武茂代校長、赤峰淳部長、川崎絢平監督、若杉晟汰主将(2年生)の順番で玉串を捧げ、甲子園での勝利を祈った。
加藤宮司が「選抜高校野球大会は一握りの選手しか出場できません。大分県代表として甲子園の雰囲気を楽しんで一生懸命戦って下さい」と激励した。
大会の組み合わせ抽選会は3月13日、大会は3月19日から31日までを予定している。
川崎監督は「秋はバッティングに勢いがあったが失点が多かった。守りを固めて基本に忠実な練習を行いました。九州王者として明豊らしい戦いができるよう、体調を整えて万全な準備をします」と抱負を述べた。
若杉主将は「冬で長いイニングを投げられる自信がつきました。大会まであと少しの期間は大切に取り組み、紅白戦で試合に近い雰囲気で練習をします。日本一を目指して頑張ります」と意気込みを語った。