大分県子連が創立60周年記念式典

89人が参加した記念式典

 大分県子ども会育成会連絡協議会(小手川和彦会長)は創立60周年記念式典を1日午後5時、別府市中央町の亀の井ホテルで開催し、89人が出席した。
 県子連は、昭和35年12月4日、別府市のつるみ荘で「大分県子ども会連絡協議会」として創立。46年6月に「大分県子ども会育成会連絡協議会」に改称。県子連旗を作製。球技大会、芸能文化祭、子ども会の船、九州地区子ども会ジュニアリーダー大会などを行ってきた。
 式典では、はじめに池辺栄治・同協議会副会長(別府市子ども会育成会連合会長)が開会のことばを述べた。
 続いて、主催者の小手川会長が「はじめに、新型コロナウイルスに罹患し亡くなられた方、そのご家族、罹患して大変な思いをしていたり、長期間療養をしている方々にお見舞い申し上げます。一日も早い収束を願わずにはいられません」と新型肺炎について述べた。
 「県子連は60年前、別府市のつるみ荘で結成総会を行いました。それから、多くの育成者や指導者の皆さんに支えられてきました。午前中は芸能文化祭を行う予定でしたが、新型肺炎の拡大防止のために中止しました。しかし、記念式典や祝賀会が開催できることを皆さんに感謝します」とあいさつ。
 来賓の宮迫敏郎大分県生活環境部長(県知事代理)が「近年、共働き世帯の増加、結婚・出産に対する考え方の多様化、児童虐待、貧困問題など、子どもや子育てを取り巻く環境が大きく変化しています。県では、次代を担うすべての子どもたちが変化の激しい困難な時代を生き抜く意欲を身に付けられるよう教育県大分の創造に努めています」、前防衛相の岩屋毅衆議院議員、麻生栄作大分県議会議長、寺岡悌二別府市教育長(市長代理)、河本功全国子ども会連合会長がそれぞれ祝辞を述べた。
 荒金淳県子連副会長が来賓紹介、祝電披露をした。
 県子連の趣旨に賛同し賛助会員として多大な支援と協力をしてきた(株)日清観光、(株)城島高原オペレーションズ、社会福祉法人博愛会住吉浜リゾートパークに、感謝状が贈呈された。
 「映像で見る60年」としてプロジェクターで、映像が映し出した。すると、参加した県シニア・リーダー“SHIN”の会員たちは、自分の昔の写真などが映し出されると恥ずかしそうにしていたり、懐かしそうに見ていた。
 式典終了後、祝賀会を開催。
 小手川会長が開会のあいさつをし、丸山康昭九州地区子ども会育成連絡協議会長が祝辞を述べた。
 森優子大分県生活環境部私学振興・青少年課長が乾杯の発声をした。
 アトラクションとして、竈門神社の伝承芸能の竈門神楽「恵比寿・大黒」で、会場を盛り上げた。
 別府市子ども会を支える議員連盟会長の首藤正別府市議会議員が万歳三唱し、新居博・県子連副会長が閉会のことばを述べた。

コメントを残す