別府溝部学園高校の恭敬館完成

恭敬館2階練習場で初打ちをする卓球部員
佐藤清信校長にお礼を述べる男子・女子卓球部、ミゾベドリームジュニアの各主将ら

 別府溝部学園高校は「MIZOBE TABLE TENNIS STADIUM 恭敬館」の落成式を7日午後1時、恭敬館2階で行い、矢須田士PTA会長をはじめ保護者やOBなど31人が出席した。
 式では、佐藤清信校長が「卓球部もなかなか練習が出来ていないが、卓球部の高校県体が7月にありますので、この新しい練習場で優勝めざして頑張って下さい」。
 監督の臼井治子さんは「この先もずっと、卓球の技術だけを学ぶのではなく、人を敬うような人間、心豊かな人間になって下さい」とそれぞれあいさつした。
 寄贈品の株式会社日本卓球よりボールガードネット、高校卓球部保護者会から選手用ベンチ、休憩用ソファベッドなど、ミゾベドリームジュニア保護者会より団旗タペストリーなどを紹介した。
 男子卓球部15人を代表して大川雅弥主将が「毎日、卓球が出来ることに、建てていただいた感謝の気持ちを忘れずに練習に励みたいと思います」。
 女子卓球部15人を代表して松浪礼佳主将は「自分たちは『挑戦・勇気・感謝』をモットーに日々練習をし、先生や保護者により良い結果を報告したいと思います」。
 ミゾベドリームジュニア11人を代表して葛西雅之佑主将は「これまで以上に努力して結果を出さないといけないという気持ちでいっぱいです。みんなで切磋琢磨して頑張ります」とそれぞれ感謝の言葉を述べた。
 続いて、初打ちを高校代表の刘唯一さん、岡田星さん、中村舞子さん、椎原瑞葵さんの4人、ミゾベドリームジュニア代表の畑本幸多朗さん、脇田暖彦さんの2人が行った。
 最後に、団旗やタペストリーの前で記念撮影をした。
 別府溝部学園高校の卓球部は昭和48年、創部。臼井監督が就任して以来、団体でインターハイ4回出場。春の選抜は7回。個人ではインターハイに平成16年から15年連続16回出場。24年にミゾベドリームジュニアを立ち上げ、別府市のジュニア選手の育成にも尽力している。
 恭敬館での練習は現在、三密を避けながら約2時間行い、卓球台は最大9台まで設置することができる。

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