別府の浜川さん九州管区行政評価局長賞

九州管区行政評価局長表彰を受賞した浜川さん(中央)

 総務省は、行政相談業務に功績のあった相談員を毎年表彰しており、今年は、九州管区行政評価局長表彰を別府市の浜川和久さん(68)が受賞。17日午後2時半、別府市役所で伝達式があった。同表彰には、大分県内から2人が受賞している。
 長野恭紘別府市長の立ち合いのもと、井上浩孝大分行政相談センター所長が浜川さんに表彰状を手渡した。
 井上所長は「別府市の相談員は2人ともとても行動してくれています。いつもは、全体会議の中で表彰状を伝達するのですが、今年は、新型コロナウイルス感染症の影響でこのような形になりました」とあいさつ。
 長野市長は「別府市として、とても名誉なこと。立ち会えてうれしいです。まだまだ元気で、活躍をしてほしい」と労った。
 浜川さんは平成27年4月に委嘱され、6年目。行政相談は、月1回の定例相談、年3回の人権相談等との合同相談、年1回市内に出向いて行う特設行政相談があり、市民からの行政への意見を聞き、解決に向けた懸け橋となるのが役割。
 受賞を受けて「そんなに長く相談員をやっているわけではないので、受賞に驚いています。市民が行政に対して困っている声を聴き、市民の目線に立って少しでも解決できるようにお役に立ちたいと思っています。この6年間で、市役所の窓口対応が良くなり、市民からの苦情も減ったと感じています」と振り返った。また「これを契機に、より精進して、市民のために役に立ちたいと思っています」と述べた。

コメントを残す