平野工務店が安全大会を開催

平野工務店安全衛生協力会会員一同

 石垣東8丁目2番17号の(株)平野工務店(平野英壽社長)は17日、ホテルサンバリーアネックスで「安全大会」を開催し同社と協力会社112社150人が出席した。
 開会にあたり小城崇宜安全衛生協力会長(大分ルーフテック)が「今年は緊急事態宣言の発令により、建設業においても材料納入の遅れや工事の中止など影響がありました。だからこそ、普通の暮らしができること、会社があること、仕事ができることのありがたみを実感しました。皆様が安全に仕事が出来ることを祈念します」とあいさつ。次いで平野社長が「新型コロナの影響で、安全大会の開催をためらいました。しかし、状況が少し落ち着いてきたため、皆さんに元気に明るく過ごして頂くことを願い、安全大会を開催したしました。誰もが安心して働くことのできる快適な職場づくりをめざしましょう」とあいさつ。
 全国の労働災害数は減少しているが、60歳以上の労働者の災害件数は増加傾向にある現状を報告、新型コロナウィルス感染拡大防止策として、次の要項の徹底を呼び掛けた。①現場にアルコール消毒を常備する。②作業員の体温を計測する。③朝礼時は2m以上離れる。④オンラインを活用して現場と打合せをする。令和2年度全国安全週間スローガン「エイジフレンドリー職場へ!みんなで改善、リスクの低減」を唱和。安全意識の向上を呼びかけた。
 引き続き関係企業の原田哲也工事部長(宏和技建)、濵田英治専務取締役(村井建具製作所)、坂口邦男代表取締役(坂口産業)を個人表彰。続いて安全標語優秀者を表彰した。
 廣瀬菜美子代表(わくわく実験室ふぁみらぼ)が「大分のこどもたちに楽しい科学の世界を伝えよう」をテーマに講演。災害防止に関するDVDを視聴した。安全大会では協力会社一丸となって安全に対する意識の高揚を申し合わせた。

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