任期満了に伴う日出町長選挙があす25日、告示される。
現職の本田博文氏(67)と前副町長の今宮礼二氏(71)、結婚相談所を運営する清水博木氏(65)の3人が出馬を表明している。
現職の本田氏は「もっと生き生き!日出町」をキャッチコピーに、子育て支援、元気な地域づくり、人口増加対策、教育の充実、健康づくり、観光の振興、産業の振興、福祉体制の充実、産婦人科医の誘致、持続可能な財政基盤の確立などの施策をあげている。1期4年の経験をもとに「もっと『頼られる役場』をめざす」としている。出陣式は午前8時30分から、大田公園で行う。
本田町政で1年間副町長を務めた今宮氏は、「未来に向け人が輝く日出町を」を掲げている。現在の日出町を「活力を失いかけているとも感じる」として、「攻めの町政」「行動する町政」そして「誠実・公正」をモットーに、人口3万人を目指すとともに、活力あふれる日出町の未来の実現を目指す。出陣式は午前8時30分からケーズデンキ駐車場で行う。
清水氏は、「日出町の持つポテンシャルが好きになった」と中津市から転居。テキサス跡地のウォーターフロント開発、海上交通拠点化や総合病院の誘致、暘谷駅に特急が停まるように交渉すること、日出町年間パスポート「日出愛!」による観光客誘客、農業・漁業の観光経営体を整備することなどをあげている。「クリーンな選挙で若い世代にアピールしていきたい」としている。出陣式は午前10時、大田公園で予定している。
投開票は30日。