新別府自治会(伊藤敏幸会長)は8月28日午前10時、公民館入口スロープ化の完成お披露目式を現地で行った。約20人が出席した。
これまで、敬老会や各種行事の際、公民館に上がるには2段の段差があり、手すりもなかったことから高齢の住民には障害となり「何とかしてほしい」という要望があった。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、自治会行事も自粛を余儀なくされ、活動が出来ずにいた。活動が出来ずに使わなかったお金を活用して、スロープを作った。約3㍍のスロープは、車いすでも十分に通れる広さがあり、手すりもついた。
式では、伊藤会長が「皆さんに協力したもらって、自治会費の中から出させてもらいました。より立ち寄りやすい公民館になればと思う」とあいさつ。伊藤会長、老人会「新別府さわやか会」の上木政雄会長、女性部長の三浦千鶴さんがテープカット。みんなで通りぞめをして祝った。
引き続き、公民館でどんちょうのお披露目も行われた。公民館が昭和61年に完成してから、どんちょうは劣化が進んでいたところ、さわやか会が寄贈を申し出た。上木会長が目録を伊藤会長に渡し、伊藤会長からは感謝状が贈られた。「温かいご厚情をいただいた。サークル活動などで有効に活用させていただきます」とお礼を述べた。