大分県立別府翔青高校(阿南典久校長、789人)は「青藍祭体育の部」を25日午前9時20分、べっぷアリーナで開催した。例年、グラウンドで行っていたが、新型コロナウイルス感染症予防の観点から初めて屋内で実施。生徒らは、2階席に1つずつ席を空けて座った。
開会式で、阿南典久校長が「今年は新型コロナ、猛暑による熱中症予防の観点から、準備、練習など健康に安全に行うためにはどこがいいかと考え、アリーナに決めました。体育大会は、スポーツを通じて、心と体を鍛えることです。仲間と共に協力して、友情を深め、達成感と高校時代のかけがえのない思い出を作って下さい」。
青藍祭体育の部実行委員長の林由美果さん(17)が「今日は待ちに待った体育祭です。今年はコロナウイルスの影響で、開催できないかもしれないという不安がありました。先生や実行委員会のみんなの協力、応援団の熱意のおかげで開催することができました。少ない競技を全力で楽しめば、素敵な思い出になると思います」とそれぞれあいさつ。
紅団団長の永松遼真さん(18)、白団団長の小野文殊さん(18)が「我々、生徒一同は、この環境の中、体育祭が出来ることに感謝し、普段の練習の成果を十分に発揮し、各クラス一丸となり、スポーツマンシップよりもただひたむきに楽しみ青春を謳歌し、思い出に残ることを誓います」と選手宣誓をした。
紅団、白団の応援演舞で盛り上がった後、全校対抗の1、2、3年生によるダンスバトル、各クラス対抗の1、2、3年生の5人6脚を実施。ダンスバトルは6月からの体育の授業でダンスがメーンになっていたため、出来ることをしようと企画された。前半は共通で、後半は各クラス独自の振付で踊り、8人の先生が審査した。