別府市青色申告会(衛藤富喜雄会長)は令和2年度定期総会を9日午前10時30分、別府商工会議所3階会議室で開催し、8人が出席し、71人が委任状を提出した。
衛藤会長が「新型コロナウイルス感染症拡大により経済活動が世界規模で縮小しており、小規模事業者にとっては大変厳しい経営環境が続いています。会員事業者が経営活力を取り戻し、地域に根差した企業活動を行えるよう『経営支援事業』を中核とし『税制改正運動』など税務関連事業の一層の推進に取り組んでいきたいと思っています」とあいさつ。
来賓の南美智代別府税務署個人課税第1部門統括国税調査官、甲斐文明南九州税理士会別府支部副支部長が紹介された。
衛藤会長を議長に議事に入り、昨年度の事業、決算、監査を報告し、拍手で承認された。
今年度の基本方針は、新型コロナウイルス感染症が世界的に猛威を振るい、経済委活動が急速に縮小し小規模事業者を取り巻く厳しい経営環境が続くと思われる中、会員事業者が継続して経営活力を十分に発揮できるよう「経営支援」「税制改正運動」を積極的に取り組み、さらに地域社会から求められる組織運営と質の向上を目指す。
主要事業は▽経営改善に結びつく会員支援▽会勢拡大のための取り組み▽税制改正要望への取り組み▽広報誌・資料の配布および回覧―とし、予算を計上した。
来賓の南統括国税調査官、甲斐副支部長があいさつし、総会が終了した。
その後、南統括国税調査官が「会員拡大の方法」などのアドバイスがあった。