別府溝部学園短期大学の秋の入学式

留学生16人が出席した秋の入学式

 別府溝部学園短期大学(溝部仁学長)の令和2年度秋入学式が9月29日午前10時、同校85年館2階多目的ホールで開催された。今回は、新型コロナウイルスの影響で開催できなかった春の入学式も兼ねており、秋入学のネパール8人(ライフデザイン総合学科7人、介護福祉学科1人)、春入学のネパール5人、スリランカ1人、インド1人、サモア1人(ライフデザイン総合学科7人、介護福祉学科1人)の計16人が出席した。
 秋入学生に入学許可を与えた溝部学長は「日本語が堪能ではないと思いますので、3つのことをお願いします。1つ目は、大学の生活を楽しんで下さい。2つ目は、日本語を早く学んで下さい。努力して下さい。3つ目は、これから2年間、本学で学びますが、新型コロナウイルスにり患しないよう気を付けて下さい。マスクや手洗いを励行して下さい」と式辞。
 新入生を代表して、スニタ・マガルさん(25)=ネパール出身、介護福祉学科=が「私の夢は、ネパールに高齢者の生活を支援する施設を造ることです。そのために、溝部学園短期大学介護福祉学科で、基本的な知識だけでなく高齢者に寄り添える介護福祉士を目指して頑張ります。また、これからの学園生活で国際交流活動や地域貢献などさまざまな活動をしていきたいと思います」と宣誓した。
 最後に記念撮影をし、閉会した。
 春に入学し今回の入学式に出席したシュレスタ・マンジュさん(24)=ネパール出身、ライフデザイン学科=は「溝部学園短期大学を卒業し、まだ日本語そして日本で勉強がしたかったので再度、入学しました。入学式に出席できて嬉しい。日本のことを学び、日本で就職したい。旅館のフロントがやりたい」。
 秋入学のグルン・サンギターさん(27)=ネパール出身、介護福祉学科=は「高齢者の体と心のケアの仕方を学びたい。ライフデザイン学科で2年間勉強したが、まだまだ学びたいので、再入学しました。日本の介護福祉施設に就職したい」とそれぞれ述べた。

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