令和2年の交通安全功労者表彰式

表彰、伝達を受けた垣迫さん(左)、首藤さん(左から3人目)、三代さん

 別府市交通安全対策協議会(会長、長野恭紘別府市長)は令和2年交通安全功労者表彰式を6日午前11時、別府市役所2階応接室で開催し、受賞者を代表して3人が出席した。
 今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で別府市交通安全大会を中止としたため、表彰式は代表者にのみとした。
 式では3人に表彰や伝達した長野市長は「今年に入り交通事故で4人の尊い命が犠牲になっています。別府市は観光客が来るため、多くの車が走ります。運転手のマナー、交通規範が求められます。3人にご指導をいただきながら、別府市民と観光客の安心安全のために貢献する事業を展開していきます」と話した。
 13年間にわたり鶴高通りと中部中学校通りの交差点でシニアカーに乗車し街頭啓発活動を続けた功績をたたえて交通安全功労者表彰を受けた垣迫治志さん(74)=石垣西3丁目=は「息子の崇興が小学校時代に見守り活動をしたことがきっかけ。立ち出してから交通違反をする人がいなくなった。立つ前は事故が起きていたが、立ちだしてから事故が起きたと聞いたことがないので、それが嬉しい」。
 長年にわたり無事故・無違反を継続し、全日本交通安全協会より交通栄誉章緑十字銅章を表彰、今回伝達された首藤六代さん(71)=東荘園=は「びっくりしていますが、嬉しい。気を付けて運転した結果だと思います。これからも、迷惑をかけない運転をしていきたい」。
 50年にわたり無事故・無違反を継続し、大分県警察本部長・大分県交通安全協会長より優良運転者50年を表彰され、今回伝達された三代隆也さん(79)=馬場=は「交通法規を守って安全運転を心がけており、嬉しく思う。ハンドルを握ると性格が変わる人がいるが、自分は冷静沈着、良い方向に変わったと思う。免許を返納する瞬間まで、沈着冷静に無事故無違反を続けていきたい」とそれぞれ話した。
 今回の表彰者は、次のとおり。(敬称略)
 ▽交通栄誉章(緑十字銀章)=平川豪男▽九州管区警察局長・九州交通安全協会長表彰=荒金謙次、黒川定▽交通栄誉章(緑十字銅章)=河野良一、佐藤純治、首藤六代、松林隆通、柚木政江、吉田きよみ▽大分県警察本部長・大分県交通安全協会長表彰(優良運転者50年)=阿部哲男、伊藤勝利、工藤政男、倉本八壽子、黒田賢治、三代隆也、光永市郎▽同(40年)=阿部次男、安部知二、荒金忠彦、小野政美、永野茂喜▽同(30年)=加藤日出夫、佐山浩司、畑中弘道、村上三男、山下久司▽同(20年)=西山守▽同(10年)=河野福一、湯本美佐子▽九州管区警察局長・九州交通安全協会長優良団体表彰=別府市交通安全指導員会▽交通安全対策協議会長表彰(交通安全指導員)=江川忠行、木元敬子▽同(交通安全功労者)=垣迫治志

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