べっぷ駅市場南高架下商店街(高田順裕会長)は今月、食品ロス削減キャンペーンを実施している。また、流川通りに日本風景街道別府湾岸・国東半島海辺の道および道守大分会議が提唱しているコロナ対策の日の看板を設置している。
南高架下商店街の18店舗が足並みをそろえて、店頭に「冷蔵庫の日」のポップを掲示して、食品ロスの削減を訴えることが目的。
Withコロナの「新しい生活様式」として、休日は家庭で食事を作り、家族や離れて住む祖父や祖母とZoomなどリモートで一緒に楽しく食事を摂る。そして、冷蔵庫を空(ゼロ)にして、翌日には同商店街に買い物に来てもらおうとするキャンペーン。
同商店街で総菜店を経営している加藤千明さんは「食品ロスが問題になっているため、お客様にキャンペーンを実施してもらうことで食品ロスが減少する。ここがモデルケースになれば、その後、大分県、九州、日本全国に広がっていけば嬉しい」。
高田会長は「物販だけでなく、食品ロス削減の第1歩となればと思う。商店街に人を呼ぶことに目が行くので、新しい生活様式に沿った違う目線で、アプローチ出来れば。業者、消費者、行政が一体となり、環境に配慮したものになれば」と話した。