明豊高校看護科は第18回戴帽式を5日午後2時、同校体育館で行い、24人が学び舎を巣立った。
式では、国歌斉唱後、戴帽の儀では真新しいナースキャップを着用、ナイチンゲール像から聖火を手にした生徒たちが「灯火によせて」として一人ひとり決意を述べた。
続いて、岩武茂代校長が「責任感を持って適切にケアを行い、周囲を笑顔にする看護師になりたい、正しい知識・技術・判断力を持った信頼される看護師になりたいなど看護師の道を進む皆さんの決意を示してくれました。この瞬間から、昨日までの自分と違うということを自覚して下さい。この決意を忘れることなく、日々、精進して下さい」と式辞を述べた。
来賓を代表して、寺岡悌二別府市教育委員会教育長が「皆さんが向かう社会は、急激に変化したり、誰もが予想できない事態になるかもしれません。時代や社会が変わっても、皆さんが身に付けた看護の精神はぶれずに忘れることなく、人のために自分のためにしなやかに生き抜いて、看護のスペシャリストとして頑張って下さい」と祝辞を述べた。
3年生を代表して佐藤舞菜香さんがお祝いの言葉、2年生を代表して穴井咲希さん(17)が答辞をそれぞれ述べた。
岩武校長、寺岡教育長、二宮滋夫学校法人別府大学理事長、保護者代表の穴井由美子さん、1年生代表の黒木鞠恵瑠さん、3年生代表の郡菜々花さん、専攻科生徒代表の今永美咲さんらがナイチンゲールへの献花を行った。
最後に、校歌を斉唱した。