別府駅ゆのまち内科・胃と腸クリニック(岩尾俊昭院長)が1日、別府駅構内東口に開院した。11月29日に内覧会が行われた。
別府市出身の岩尾院長は「生まれ育った駅前で開院することが念願でした。故郷別府と医学を学んだ大分への恩返しをしたい。これまで様々な役割の病院で医療携わる中で、医師として皆さんとより近い距離で一人の人間として関わり、寄り添い、支えていきたいという思いに至りました。食道、大腸、胃がんは初期症状がほとんど無いので、検査で早期に発見して切除すれば治癒します」と語る。別府駅構内の利便性と素早い血液検査を受ける事ができる。日曜、祝日は予約制で内視鏡検査を行う。
診療内容は消化器疾患、内科一般の他、オンライン診療も受け付ける。最新鋭内視鏡機器を導入し、検査の苦痛を大幅に低減できる。胃カメラと大腸カメラは同日検査が可能。日帰りポリープ切除など行い、自由診療として予防接種、健康診断、ドック、点滴も受け付ける。予防医療や代替医療と呼ばれるサプリメントなどの栄養剤の相談や処方も行う。病院との高次元医療機関と連携して診察、早期発見、治療を行う。コロナ対策として入口と待合室を2ヶ所設けている。
診療時間は午前9時から月、金曜は午後6時まで。火、木曜は午後8時まで。水、土曜は午後3時まで。日曜祝日は予約制の内視鏡検査。現在はコロナ渦のため診療は基本的に予約制。問い合わせは76・8500。