別府食品衛生協会(小出英治会長、会員2061人)は新型コロナ収束と食中毒事故ゼロ祈願を8日午前11時、八幡朝見神社で行い、15人が出席した。
今年の市内の食品関係営業施設での食中毒をはじめとする食品に起因する健康被害の発生防止に取り組む。
神事が執り行われ、小出会長が玉串を捧げた。
小出会長は「新型コロナウイルスが収束しないと、経済が回らない。マスクの着用、手洗いなどの感染拡大防止策をしているため、食中毒防止にもつながっていると思う。今年は、これまで以上に衛生管理を徹底し、お客さまの命に関わる食中毒が3年連続ゼロになるよう努める」と話した。
別府市内で起きた食中毒事故件数は、平成28年1件、29年2件、30年4件、30年4件、31年および令和元年ゼロ、令和2年ゼロとなっている。