大分県は19日、県内市町村に新型コロナウイルスのワクチン接種に関する説明会を開いた。
ワクチンは、3月中旬から医療従事者を優先的に実施し、65歳以上の高齢者、一般(基礎疾患がある人を優先)の順で進められる見込み。大分市を除く市町村は高齢者の対象者にクーポンを発行することが最初の業務となる。自宅にクーポンが届き、居住する自治体が指定する医療機関か会場で受けることになる。受けた人には、接種済み証を発行する。
各市町村はワクチン接種を円滑に進めるための体制強化を図っている。
また、先行して配分されると見られる米製薬大手ファイザー製は氷点下75度の保管が必要となるため、県内の16の医療機関に超低温で保管できる冷凍庫を設置することにしている。