もっと英語の勉強したい

オンライン留学を体験する大野神奈さん

 別府大学と別府大学短期大学部は(株)JTBと提携して「クラスライブプログラム」を1日より、開始した。
 クラスライブとは、コロナ禍でもグローバル教育と国際交流を止めない、そして英語学習強化と海外の学生とのオンライン「交流」が主な目的。概要として▽今年度留学出来なかった生徒のモチベーションを維持すること▽さまざまな理由で海外渡航が困難な学生にも、海外と英語で交流する機会を提供する▽海外留学や語学習慣に興味を持つ学生を増やすこと―を挙げた。コースは、1週間、2週間、4週間の3コースある。
 「クラスライブ」のマンツーマンレッスンを、国際経営学部国際経営学科1年の大野神奈さん(19)=4週間コース=が別府大学で行った。
 今回は、フィリピンの英語教員と話した後、大野さんは絵を見てその状況を英語で説明。その後、発音や実用的な英語を学んだ。
 終了後、大野さんは「小さいときから父親から英語や外国の話を聞いており、海外の暮らしを体験したいと考えるようになりました。もっと英語を勉強したいです」と答えた。
 別府大学・別府大学短期大学部留学生課参事兼海外留学推進センター事務局長補佐の嵯峨慶子さんは「新型コロナウイルスの影響で、海外プログラムが中止になり、このまま終わるのは良くないと感じました。今回のオンライン留学では、学生に英語を学ぶ機会を提供できればと思いました。そしてクラスライブが、ただのオンライン交流だけではなく、オンライン留学になると判断しました」とそれぞれ述べた。