杵築ブランドホテル白菊フェア

杵築市の魅力在る産品が並ぶ

 別府市田の湯町のホテル白菊(西田陽一社長)は、大分県内の市町村とコラボしたフェアの第2弾「杵築ブランドホテル白菊フェア」を1日から開催している。18日まで。
 杵築市は、地域特性を生かした優れた産品を「杵築ブランド」として認定しており、地域商社「きっとすき」が事業を展開している。現在、29品目66品を認定している。
 新型コロナウイルスの拡大に伴い、GoToトラベルの中止などもり、宿泊客も減少。しかし、これを機会に西田社長は料理長などと一緒に県内のあちこちを訪れた。県内には多くの名産品があるが、これまでゆっくり見て回ることが出来なかった。「地元の人がすすめるお店を訪れたりして、意外と知らない素材とかもあり、地元・大分県の魅力を再発見するきっかけになった。みんなで行けて本当に良かったし、お客様に喜んでもらえるものが出来ると思う」と話す。
 その中で、多くの人に県内市町村の魅力を知ってもらおうと、ホテル内で市町村とコラボをしたフェアを開催。第1弾は宇佐市だった。
 フェア会場の真ん中には、杵築城のパネルがお出迎え。綾部味噌醸造元のかぼす味噌、今村農園のおひさまきらりんジュース、お茶のとまやの煎茶「杵築城」、オレンジ農園のかぼすポン酢、かぼすジンジャーハニー、きつき紅茶のきつき紅茶ティーバッグ、木付やのきつきシャリ羊羹と抹茶シャリ羊羹、髙橋水産の別府湾かちえび、別府湾焼きえび、中野酒造の知恵美人の純米大吟醸、純米吟醸、純米酒、豊予農場のほっとみかんジュース、松山堂のみそまんじゅう、三万二千石を展示、販売。どの商品も杵築の産品を使った逸品揃い。
 また、ホテルのパティシエが、杵築紅茶を使ったマカロンを作り、宿泊客はホテル内で味わうことができ、フェア会場では販売もしている。