別府大学、別府大学短期大学部の入学式が3日、同大学で行われ、825人が入学した。内訳は、別府大学文学部305人、食物栄養科学部102人、国際経営学部105人、大学院文学部研究科17人、大学院食物栄養科学研究科1人、別科日本語過程42人。別府大学短期大学部253人。
新型コロナウイルスの感染防止のため、午前に別府大学文学部と国際経営学部、午後に別府大学食物栄養科学部と大学院、別府大学短期大学部の入学式が各教室で行われた。
国際言語・文化学科は1号館46番教室で行い、101人が出席。
午前9時、メディアホールからの中継が各教室に流れる中、飯沼賢司学長が入学許可をした。
続いて、入学者を代表して国際言語・文化学科の小野彩桜さん(18)が「建学の精神である『真理はわれらを自由にする』を理想に掲げ、学風を尊び、学則を守り、勉学に精進し、社会の期待にそうよう、努力することを誓います」と宣誓した。
飯沼学長が「コロナ禍は危機を煽り、我々の自由も危うくさせる可能性を秘めています。これは人類の大きな岐路だと言われています。真理探究の下では、人は自由であり、平等でなければなりません。私は共に育つという『共育』という言葉を日ごろから使っています。共に学び、共に成長しましょう」と式辞を述べた。
来賓の長野恭紘別府市長の祝辞の録画映像が流れた。
閉式の言葉で入学式を終えた。続いて、オリエンテーションがあり、学校生活のルールなどの説明があった。
午後からも別府大学食物栄養科学部と大学院、別府大学短期大学部の入学式があり、入学許可をした仲嶺まり子短期大学部学長が「大学では、自分と違うさまざまな人との出会いがあります。自分と異なる人との違いをリスペクトし、相手と向き合うことで友人たちとのつながりが広がります。自分らしく有意義に大学生活を送り、成長することを願っています」と式辞を述べた。また、入学生を代表して初等教育科の坂本佳音さん(18)が宣誓をした。
入学式後は午前と同様、オリエンテーションが行われた。