明豊中学・高校が入学式を挙行

272人が明豊中学・高校・専攻科に入学した

 明豊中学・高校(岩武茂代校長)は第23回入学式を6日午前10時、同校体育館で挙行した。中学56人、高校181人、専攻科35人の計272人が出席した。出席した生徒、保護者はマスクを着用し、体育館に入る前にアルコール消毒液で手洗いをした。
 国歌斉唱後、入学許可をした岩武校長が「心を磨き、知性を磨き、技を磨くという教育目標を掲げています。私たちはまず、授業や部活などのすべての教育活動において、生徒に基礎、基本をしっかりと身に付けること、生徒の考える力を育てることに力を注ぎます」。
 二宮滋夫学校法人別府大学理事長は「中学、高校は将来、親元を離れ自分で人生を切り開いていくために必要な勉強をします。看護専攻科は、医療現場で中心的な役割を果たすための大切な勉強をします。これから失敗をしたり、悩んだりすることがあると思います。それは、自分を大きく成長させる種になります」とそれぞれ式辞を述べた。
 来賓の釘宮康弘PTA会長が「こうあるべき、こうするべきという古い価値観、凝り固まった価値観を持つより、柔軟な思考や行動力、バランス感覚、チャレンジする心を身に付け、自分の未来を切り開く力を身に付けて下さい」と祝辞を述べた。この後、来賓の後藤明文同窓会長、岩本貴光別府大学剣道部監督が紹介された。
 式典では、新入生宣誓を、中学代表の衛藤茉莉花さん、高校代表の日向優奈さん、専攻科代表の後藤有貴さんがそれぞれ誓いの言葉を述べ、閉式した。