別府大学は玖珠町産大麦粉を使った「つるつるもち麦うどん」を商品化したとして発表会をこのほど、同大学35号館2階食品加工実習室で行い、約10人が出席した。
同大学は昨年度、「大学等による『おおいた創生』推進協議会令和2年度地域活性化事業(実践型地域活動事業)」に取り組んでおり、玖珠町産大麦の粉としての消費が伸び悩んでいることが課題になっていることが判明。大麦の配合などを食物栄養学科の学生が研究し、パッケージは国際言語・文化学科の学生が担当した。
発表会では、食物栄養学科4年生(当時)の大久保梨奈さん(22)が司会を務めた。同学科4年生(当時)の麻生栞さん(22)がプロジェクトの概要、同学科4年生(当時)の岡祐希さん(22)が商品化について、国際言語・文化学科3年生(当時)の田中夢乃さん(21)がパッケージデザインについて説明した。
連携企業として末松昭次・(株)粉工房うさ代表取締役は「県内の道の駅、農協直売所などで販売を予定しています。さまざまな場所に広がっていくと思います」と話した。
つるつるもち麦うどんは、玖珠町産大麦粉を20%配合し、大麦の風味と甘さがあり、食感がもちもちしていることが特徴。今後、大分市内の百姓市場やトキハなどで、180㌘税込300円で販売を予定している。
商品の購入などの問い合わせは(株)粉工房うさ(ファクス0978・48・2235)まで。