センペルビウムでワークショップ

ポルミア田上さん(右)にコツを教わりながらみつろうラップを作る参加者

 プラスチックフリーの小物販売や蜜蝋ラップの製作販売などをしているポルミア田上佳代さんの「みつろうラップづくりワークショップ」が15日午後2時、駅前本町の別府駅北高架商店街にあるセンペルビウム2階で行われた。7人が参加した。
 ポルミア田上さんは約2年前、オーストラリアから宇佐市安心院町に移住。みつろうラップの製作販売も移住してから開始した。
 みつろうラップとは、100%コットンの布にみつろうと天然樹脂をアイロンを使い染み込ませて作るもの。洗って何度も使える。天然の保湿性と抗菌性があり、食品の保存やおにぎりなどの包みとしても使える。
 今回は、26㌢四方のものとコースターサイズのものの2枚を作った。上下をクッキングシートに挟まれた布の上にみつろうを置き、低音のアイロンで熱を加えると、ハチミツの甘い香りが会場内に広がった。
 コースターサイズには、はじめに好きな絵やスタンプを押してからみつろうでコーティングした。
 参加した男性は「まだ引っ越してきたばかりなので、このように繰り返し使えるものは嬉しい。ゴミの減量にもつながる」と話した。
 また、ポルミア田上さんがプラスチックフリーに関する講演も行われた。