車椅子の詩人豆塚さんが「旅人」に

車椅子の“旅人”豆塚さんが別府市内を巡り楽しむ動画を製作

 別府市はこのほど、「おもいやりの街べっぷ」のプロモーション映像を公開した。
 別府市は東京五輪・パラリンピックの共生社会ホストタウンに選ばれていて、住む人にも訪れる人にもあったかい街「おもいやりの街づくり推進事業」の一環。
 動画は愛媛県出身で別府市在住の車椅子の詩人・豆塚エリさんが「旅行者」として、別府駅に降り立つところから始まり、太陽の家ミュージアムや不老泉、べっぷ駅市場、別府公園、グローバルタワーなど、市内あちこちを巡り、市民の思いやりに触れる姿を描いている。多くの別府市民も登場している。
 動画の中で出演者が口ずさんでいる歌は「太陽のうた」で、豆塚さんや市民へのインタビューの中で出た言葉などを交えて歌詞が作られている。多様性と寛容さを持つ別府の市民性を表現。ユニバーサルツーリズムをコンセプトにしている。
 4月23日に行われた東京オリンピック聖火リレー出発式でも披露された。動画は、別府市公式ホームページから見ることが出来る。