別府市は7日午前9時、べっぷアリーナで新型コロナウイルスワクチン接種の集団接種をスタートさせた。午前、午後、夜間の3回に分けて実施。まずは少人数から始め、徐々に増やしていく予定で、初日は360人の接種を予定している。
接種はまず受け付けをして、医師による問診を受けてから接種場所へ。接種場所では、1列に7人ずつ椅子が並べられ、接種を受ける人が7人座ると、看護師が接種者のところに行き、次々とワクチンを打っていった。1人打つごとにゴム手袋を外して手指を消毒して、新しいゴム手袋をするなど感染予防対策を徹底しながら行った。
前回の対面式の申請サポートセンターで予約を取ったという男性は、「打った瞬間はチクッとしたけど、痛くなかった。(ワクチンを接種して)ホッとした」と笑顔で話した。
接種を受けた人はそのまま椅子に座って、経過観察を受けたあと、異常がなければ退席をした。
会場は一方通行になっており、間違えて逆行しないように職員が誘導していた。
また、申請サポートセンターも7、8日の2日間限定で同じくべっぷアリーナに開設している。前回と違い、今回はゆっくりした出足となり、対面で予約を取ってもらい安心した様子だった。
今回の予約で75歳以上の予約がほぼ終わる見込みで、今後は、70歳以上74歳以下、65歳以上70歳以下の2回に分けて予約を付けつけることにしており、7月末までに65歳以上の希望者へのワクチン接種の終了を目指す。