別府市は6月23日午後1時半、令和3年度建設リサイクル法における全国一斉パトロールを実施した。
解体現場などで出る建設資材や廃材について、再生できるものはリサイクル資材として分別するなど、再生資源の十分な利用や廃棄物の原料等を目的としていて、「リサイクル月間」の6月に全国一斉でパトロールをしている。
別府市のパトロールには、市、大分労働基準監督署、大分県東部保健所、大分県環境保全課から7人が参加した。
渡邊克己市都市計画課参事が「建設リサイクル法が施行されて19年が経過し、様々な広報活動をしてきました。さらなる徹底に向けて、それぞれの立場で指導、啓発をしていただき、さらなる成果を上げたいと期待しています。単なる行事で終わるのではなく、連携して取り組んでいきたい」とあいさつ。
2班に分かれて、5カ所の工事現場を回り、現場の責任者から届出がなされているか、標識が掲示されているか、作業場所及び搬出経路を確保して施工しているかなどをチェック。建設リサイクル法に基づく指摘事項はどの現場でもなかったが、アスベストが含まれている現場があり、処理方法について提示することなどの指導があった。