亀川四の湯町二区白寿クラブ「輪」(野村幸雄会長)が13日午後0時40分、市立上人小学校(田邉久教校長)に花の苗ポーチュラカ20ケース(480株)を贈呈した。通算8回目。
花の苗の寄贈には▽花を植えて美しい学校にしてもらうために、花の苗が役に立てば▽町の中で皆さんが、高齢者に元気なあいさつをしてくれている。そのあいさつで勇気と元気をもらっているお礼―の2つの理由で、2016年から行っている。
校長室で行われた贈呈式で、野村会長が「花はポーチュラカで、10月いっぱいまで咲き誇ってくれますので、大事に育てて下さい。コロナに負けず、元気に学校生活を送って下さい」。
田邉校長は「立派なポーチュラカの苗をいただき、ありがとうございます。本年度は4月8日に学校をスタートしましたが、ゴールデンウイーク明けぐらいから新型コロナウイルスの感染が厳しい状況となり、子どもたちにもいろんな学習の制限をする中でしたが、最近、落ち着いて学校生活を送っています。まだ感染防止対策をする中で、花を育てることによって学校の環境美化や子どもたちの心の教育につなげていきたいと思います」とそれぞれあいさつした。
続いて、野村会長、藤本広子副会長、衛藤恵美子、佐々木たか子両理事から児童会8人に苗が贈られた。
児童会長の田中柚羽さん(11)が「素敵な花を下さり、ありがとうございました。大切に育てて、笑顔と花があふれる学校にしていきたいと思います」とお礼を述べた。
花の苗は今後、職員が花壇に植え替えて、児童らが水やりなどの世話をするという。