令和3年第1回別杵速見地域広域市町村圏事務組合議会臨時会が16日午前10時、別府市議会議事堂で開会した。会期は、同日。
「組合議会議長の選挙」が行われ、阿部真一議員(別府市議)が指名推薦の動議を提出した。全員が可決し、黒木愛一郎議員(同)が議長に就任した。
黒木議長が「今後は、広域圏議会議長として、諸課題に議会の皆さま、執行部と連携をし取り組んでいきたいと思います。2市1町の住民の皆さんの付託に応えられるよう全力を尽くしたいと思います。議員の皆さん、管理者、副管理者のご指導とご協力を心からお願い申し上げます」とあいさつした。
「組合議会副議長の選挙」が行われ、小春稔議員(杵築市議)が指名推薦の動議を提出。全員が可決し、阿部素也議員(同)が副議長に就任した。
阿部副議長が「黒木議長を補佐し、公正で円滑な議会運営に務めたいと考えております。今後とも、議員の皆さんをはじめ、正副管理者のご協力を賜りますようお願い申し上げます」とあいさつした。
管理者の長野恭紘別府市長が議長と副議長の就任に対して「広域圏事務組合の議長職は重責ですが、黒木議長におかれましては今日までの豊富な経験と知識を活かして議会運営にその手腕を発揮していただき、住民の環境福祉の発展に力を発揮して下さい。阿部副議長におかれましては、豊富な経験を活かして、住民の生活向上にお力添えいただきたいと思います」とお祝いのあいさつをした。
補充議員の議会運営委員会委員の選任があり、桝田貢、真鍋公博、阿部真一、二宮健太郎、森山義治、市原隆生、松川峰生、山本一成、小春稔の9議員が選任された。その後、議会運営委員会を行い、松川議員が委員長、二宮議員が副委員長に選任された。
補充委員の常任委員会委員の選任があり、総務福祉委員会と環境環境衛生委員会の各委員が選任された。続いて、委員会が執り行われ、総務福祉委員会委員長に真鍋議員、環境衛生委員会副委員長に荒金卓雄議員が就任した。
続いて、報告事項として「令和2年度別杵速見地域広域市町村圏事務組合秋草葬祭場事業特別会計繰越明許費繰越計算書の提出について」があり、給水設備改修事業費297万円のうち、106万4800円を3年度に繰越すとした。