別府法人会(菅健一会長)は会員の樋口紙器(樋口良一社長)が作製した会食用マスクホルダー1100セットを別府市旅館ホテル組合連合会(西田陽一会長)に15日午後1時、ホテル白菊で寄贈した。
社会貢献の一環として、コロナ禍の中、アフターコロナまでの間に経営好転の一助になればと考え、今回の寄贈となった。
寄贈式で、菅会長が「別府でお客さまの感染対策に一生懸命になっているところに応援しようと、まずは別府市旅館ホテル組合連合会に贈呈しようと考えました。お客さまの感染対策に活用して下さい」と述べて、西田会長にマスクホルダーを手渡した。
続いて、西田会長が「コロナ禍の中、旅館業界も大変厳しく苦しい状況が続いています。マスクホルダーをいただきまして、お客さまには安心安全の管理を徹底してすることで、別府の旅館やホテルがやっているんだと安心していただけると思います。これをきっかけにマスクホルダーがいろんな形で活用が広がれば、別府温泉の発信につながると思います」と謝辞を述べた。
マスクホルダーは、ホルダーにマスクを装着し口元を覆うことで飛沫の拡散防止となる。商品名は「会食奉行」。ホルダーを顔に密着させることで、マスク着用時に近い状態となる。テーブルに置いても、テーブルに直接触れないように工夫されている。また、アマビエのイラストも入っている。
この後、別府飲食業協同組合(山下政一理事長)、別府料飲協同組合(赤嶺リサ理事長)に600セットずつ届けた。