「おおいた夏の事故ゼロ運動」(7月12日から21日)の期間中、市内での負傷者数は前年同期と比べて減少、死者数は増減なし、人身、物損事故は増加した。
別府署管内は期間中、人身事故6件(対前年同期比1件増)、死者数ゼロ(同数)、負傷者数6人(1人減)、物損事故86件(24件増)となった。
人身事故形態は、車と車6件で、出会い頭2件、追突2件、右折と直進1件、その他1件となっている。
事故原因は、安全不確認2件、交差点安全進行義務違反1件、横断・転回違反1件、前方不注意違反1件、ブレーキ操作不適1件。
65歳以上の高齢者が事故の当事者となる事故は2件あった。
後藤治周別府警察署交通課長は「昨年と比較すると管内の交通量が増加傾向にあり、交通事故総量も増加傾向にあります。死亡事故や重傷事故の発生はなく、負傷者については1人減少しました。発生した人身事故をみると、前をよく見ていなかったり、安全確認を怠ったり少しの注意で防げるものが多く発生しています。暑さが厳しい今の時期は、注意力が散漫になり、交通事故も例年増加傾向になります。こまめに休憩をとり、安全運転に心掛けて下さい」と話した。