9日からNET119始まる

9日から利用・登録を開始します

 別府市消防署は「別府市NET119緊急通報システム」を「救急の日」の9日午前9時、運用を開始する。事前登録が必要。
 NET119とは、聴覚や音声または言語機能の障がいなどで音声による通話を困難としている人が、携帯電話やスマートフォンのインターネットサイトにアクセスして、簡単な操作で「火災」「救急」の要請を選び、自宅やよく行く場所を登録しておくことで即座に管轄の消防署につながるシステム。登録していない場所にいた場合は、GPS機能で位置情報をスマートフォンの画面上に表示され、助けを求める位置を知らせることも出来る。その際は、文字のやり取り(テキストチャット)で詳細な情報を消防署と確認する仕組みになっている。また、いつでも全国どこでも通報場所を管轄する消防本部へ、音声に頼らない通報をすることができる。
 利用対象者は、別府市に在宅・通勤・通学している聴覚や音声または言語機能の障がいがある人で、音声による119番通報が困難な人。
 利用条件は、GPS機能を搭載し、インターネットに接続可能でメールサービスが利用できる携帯電話、スマートフォン、タブレット端末が必要。
 登録は9日午前9時から行え、別府市消防本部ホームページの「NET119緊急通報システム」のページから行う。対応機種なども確認出来る。
 問い合わせは、別府市消防署(メールcenter-cr@city.beppu.lg.jp)まで。