藤祥州さんの作品展23日から

藤祥州さん
新作別府湾から市街地を望む

 別府市在住の洋画家の藤祥州さんは来る23日(木)から1週間、トキハ大分本店7階美術画廊で油絵展を開催する。
 明るいタッチの欧州での風景画で知られる、藤氏の作品は30号から4号まで計35点を展示、「光と色彩のハーモニー」と銘打った。ヨーロッパを主体とした風景をハイレベルに描いた作品は愛好家も多く、国内では、東京はじめ主要都市の各有名デパートで展示会を開催している。作品の多くは在京の大手生命保険会社や商社のポスターに採用されている。
 藤祥州(ふじ・よしくに)氏は1951(昭和26)年別府市出身。県立別府鶴見丘高校時代に大分県展佐伯市長賞受賞を皮切りに二科展・水彩連盟入選、74(昭49)年ヨーロッパに渡り、本場パリで腕を磨いた。毎年恒例の欧州風景はコロナ禍で渡航できず、今回は郷土別府の情景を盛り込んだ。展示会は29日(水)まで。