「はぴね流川」の萱島靜子さん100歳に

笑顔で100歳を迎えた萱島さん(右)

 別府市秋葉町の有料老人ホーム「はぴね流川」に入所している、萱島靜子さんが28日、100歳の誕生日を迎えた。午前10時、入田純子高齢者福祉課長が施設を訪れ、お祝いした。
 萱島さんは国東市安岐町の出身で、同じ国東市出身で高校教師をしていた男性と結婚し、東京へ。定年後もしばらくは神奈川県で暮らしていたが、弟のすすめもあり平成18年に別府市に引っ越してきた。夫がなくなった後も一人暮らしをしていたが、骨折をして入院したことをきっかけに平成29年に施設に入所した。
 いつも前向きで明るく、オシャレに気を使っている萱島さん。子どもはいないが、甥の有田晶さんがお祝いにかけつけた。
 入田課長が表彰状と市長のお祝いメッセージを手渡した。萱島さんは笑顔で「自然に100歳になった感じ。何を食べても美味しいし、何でもやりたい。まだまだ若い」と話した。
 市内の100歳以上は、萱島さんを含めて、95人(女性80人、男性15人)となった。