日出町がJAべっぷ日出とブランド化を進めている、日出産のかぼちゃ「日出の恵」を使い、大分県立日出総合高校の家庭部と商業部が開発した商品の試食会が25日午後4時から、町役場で行われた。
家庭部部長の原田優奈さん(18)、荒金瑠菜さん(17)、商業部部長の甲斐愛美さん(18)が出席。商品の紹介をした。試食には、本田博文町長、土田亮治市議会副議長らが参加。
商品は、パウンドケーキ、大学かぼちゃ、かぼちゃと椎茸の肉詰め、チクワのかぼちゃサラダパン、かぼちゃバーガー。「日出の恵」の特徴である、甘味を活かした商品をパン屋のジョルノスや地域の高平おばちゃんずに協力してもらい、作り上げた。
現在、JAべっぷ日出のかぼちゃ部会(岡崎信秀会長、30人)が10㌶で栽培しており、生産量は117㌧といずれも県下1位。平成29年度からブランド化に取り組んでおり、今年度が最終年度となる。
日出総合高校は、ブランド化に取り組んだ当初から商品化の協力をしていて、これまでも様々な商品を提案してきた。
試食した本田町長は「新しいメニューづくりは大変だったと思います。色々な工夫のあとが見られました。これからも一緒に取り組んでいきたい」と感想を述べた。