中部ひとまち協議会が講演会や表彰

地域活動に功労のあった個人や団体を表彰

 中部ひとまもり・まちまもり協議会(塩地奎三郎会長)は、地域づくり講演会とボランティア活動をしている人への表彰式を11月28日午前10時、別府市立境川小学校体育館で行った。約90人が参加。
 地域で支え合うことの必要性を再認識し、持続可能な地域づくりを進めるとともに、新たな地域活動の担い手の発掘につなげるのが目的。
 塩地会長が「これまで、スパビーチや境川、共同温泉の清掃、あいさつ運動をしてきました。今後とも、協働して様々なことに取り組んでいきたい」とあいさつ。
 地域ボランティア活動として、4団体と個人4人に感謝状を手渡した。受賞者を代表して、市立中部中学校生徒会の国武和虹会長(15)が「これまで境川清掃を地域と協力して行ってきました。環境を守ることを学ぶことが出来ています。後輩にも引継ぎ、伝えていき、この経験を大人になっても生かしていきたい」とお礼を述べた。
 引き続き、「mottoひょうご」の栗木剛事務局長が「地域活動を盛り上げるために~地域リーダーの育成~」と題して講話した。栗木さんは「学校は卒業したら、次の人が入ってくるが、地域はそうはいかない。何で地域のお世話をしているのかと聞かれた時に『頼まれたから』とか『他にやる人がいないから』と答えていませんか。そういうと、余裕のある人がやる、地域に思いがあるからやるとなり、次の担い手はなかなかいない。地域活動をすることで、自分の健康のためにもなる、自分が元気になるということを回りに伝えないといけない」などと話した。受賞者は次のとおり(敬称略)。
 中部中学校生徒会整美委員会、南石垣なかよしクラブ、東荘園健康志民の会、緑丘町健康づくりサロン、垣迫浩志、吉村正敏、角丸重彦、堀江みゆき