公立の幼小中学校で終業式

新型コロナウイルス感染防止のため、教室で終業式が行われた
松川峰生緑丘校区青少年育成協議会長らが児童にクリスマスプレゼントを手渡した

 別府市内の公立幼稚園、小・中学校で2学期の終業式が行われた。
 市立緑丘小学校(新原克也校長、306人)では、新型コロナウイルス感染拡大を警戒して各学年の児童がクラスごとに分かれて各教室でマスク着用して待機した。
 午前9時25分、放送で新原校長が「1年で一番長い2学期でしたが、今日無事に終業式を迎えることが出来ました。振り返ってみると、2学期が始まったばかりのころ、新型コロナウイルスの感染が広がって、行事が予定通り出来るか心配でした。しかし、その後は新型コロナウイルスの広がりも収まって、運動会や社会見学、おじかや九重青少年の家での活動、修学旅行など、いろいろな行事が出来ました。冬休みは家族で出掛けることがあると思いますが、ケガや病気にはくれぐれも気をつけて下さい。3学期に、元気な顔を見せてくれると嬉しいです」とあいさつ。
 続いて、3、6年生の児童2人が「2学期頑張ったこと、冬休みに楽しみなこと、3学期に頑張ること」を発表した。
 生活指導の先生から、冬休み中の生活などの注意事項が説明された。
 また同校では、緑丘校区青少年育成協議会、緑丘小学校学校運営協議会、PTA、同校が共催、吉見文栄堂が協力し、全校児童にノードなどの文房具をクリスマスプレゼントとして贈った。
 プレゼントを手渡した松川峰生緑丘校区青少年育成協議会長(市議)は「本来なら毎年1月に『どんど焼き』を開催する予定でしたが、コロナで今年含めて2年連続で実施できないということで、PTAの皆さんや各地区の会長、関係者と話し合って、子どもたちのために何か出来ないかと考えて企画しました。文房具を子どもたちにプレゼントさせていただきました。子どもたちの喜びは、想像以上でした」と話していた。