日本共産党議員団(平野文活、美馬恭子両市議)は7日、令和4年度の別府市予算に関して、申し入れを行った。
長く続くコロナ禍で、「弱い立場の人々の暮らしを直撃している」として、予算編成に関して配慮と書面での回答を求めた。
申し入れは▽ワクチンの3回目接種を最大限前倒しして行うとともに、医療体制の確保に万全を期すこと▽子ども医療費助成制度における所得制限を撤廃し、中学校卒業までのすべての子どもの医療費を無料にすること▽高すぎる国民健康保険税の負担軽減のため、均等割、平等割を廃止すること▽介護保険会計にため込まれている約10億円の基金を活用して、介護保険料を引き下げること
▽市立の小中学校、幼稚園、保育所に雇用されている非正規労働者の基本給を大幅に引き上げることを通じて、人材確保と民間事業所の非正規労働者の待遇改善を促すこと▽市民の4人に1人が働く医療福祉関係分野の賃上げは、市経済の振興に大きく寄与するため、医療福祉関係の全事業者の経営、雇用の実態調査を定期的に行うこと▽ひとまもり・おでかけ支援制度の支援体制をタクシーにも拡大すること。