社会福祉法人太陽の家は「BEPPU UNIVERSAL TALK第3弾」を14日午後1時30分、太陽ミュージアムあせびホールで開催した。
2022年以降、大分空港がアジア初の「宇宙港」となる。障がいの有無や国籍の違いに捉われない多様性の街“BEPPU”で、宇宙と地球の境い目、人と人との境い目が無くなる、“ユニバーサル時代”に向けたスペシャルトークセッションを行うことが目的。
長野恭紘別府市長が「大分空港が宇宙港になったことは聞いていると思いますが、具体的に自分たちの町、仕事、生活に関わってくるのかがピンと来ていないと思います。これから宇宙とどのように関わって来るのかの話があります。素晴らしいきっかけにして下さい」とあいさつ。
基調講演「宇宙ビジネスの最先端を知る」として、一般社団法人スペースポートジャパン共同創業者で理事の片山俊大さんが「超速でわかる宇宙ビジネス」をテーマに行った。
「2020年代以降、世界では続々と宇宙に飛び立っている。大量の人工衛星を宇宙に配置したり、国際宇宙ステーションで映画撮影や動画配信をしたり、いろんなスタイルの宇宙旅行が選べたりと、世界は『新しい宇宙の使い方』を次々と開発している。大分県は湧出量世界一という最高の環境が提供され、温泉と宇宙がコラボした国際観光都市になる」と述べた。
そのほか、宇宙開発競争、宇宙インターネット、宇宙旅行ビジネスなどについても説明した。
また、基調講演「多角的なユニバーサルを知る」としてザ・ヒューマン・ミラクル代表でクリエイティブディレクターの小橋賢児さんが「ユニバーサルなエンターテインメント」をテーマに行った。最後にトークセッションとして、「宇宙ビジネスの本質と多様性」をテーマに片山さん、小橋さん、山下達夫社会福祉法人太陽の家理事長が行った。