別府市立中部中学校(佐藤裕一校長)は「1年生ドリームスクール」を7日午後1時15分、同校体育館で開催し、1年生170人が参加した。
学校教育目標の「夢を持ち、自ら学び続ける生徒の育成」を実現するために地域の先生に授業に入ってもらう「中部中DREAM SCHOOL」を進めている。さまざまな地域の先生に出会い、仕事のやりがいなどさまざまな大人の生き方や生き様にふれ、自分自身を振り返り、自らの夢や目標を育むことが目的。
講師は、元お笑い芸人で実業家(「夢を語る」創業者)の西岡津世志さん(42)。全国で19店舗を展開している。
ドリームスクールでは、中部子ども応援プロジェクトリーダーの権藤和雄さんが講師を紹介した後、西岡さんが講演した。
「よく『大人なので夢はない』と言う。それは、夢が就きたい職業と考えている。夢にはレベルがあり、最初は夢は『いま食べたいもの』や『したいこと』で良いと考えている」と述べた。
その後、「何が食べたいか」と問われた生徒は周囲と相談し「ラーメン」「イセエビ」「アジの塩焼き」などと答えた。
「『どうせ出来ない』と思わず、夢は心から湧いてくるもの」と話した。
講話後、質疑応答があった。