大平山が完封で2連覇

昨年に続いて優勝を飾った別府大平山少年野球部

 別府市軟式野球連盟主催の「第9回別府市湯けむり軟式オレンジボール学童野球大会」が12、13、19、21日に市営野口原ソフトボールB球場で開催された。
 オレンジボールは、普段、控え選手となる小学3年生以下で構成したチームでの試合。通常の学童大会はJ号ボールを使用するが、3年生以下の司会ではD号ボール、通称「オレンジボール」を使用する。大会には、別府市、杵築市、日出町の14チームが出場し、トーナメント方式で行われた。試合は5回まで。
 決勝戦は21日に行われ、別府大平山少年野球部と豊岡少年野球クラブの対戦となった。2回表、大平山は2死ながら2、3塁とチャンスを掴み、1番の井上選手がヒットを放ち、1点を先制すると、2番の奥本選手の内野安打でさらに1点を入れた。3回表にも、無死満塁とすると、7番の鈴木選手が2塁打を放ち、2点を追加。さらに、内野ゴロの間に2人が生還し、この回4点を入れた。4回表にも、豊岡の内野の乱れに乗じて1点を追加した。投げては、井上投手が豊岡打線をヒット1本に抑える完封勝利をおさめた。大平山は7ー0で昨年に続いて2回目の優勝を飾った。
 表彰式では、優勝した大平山に優勝旗と盾、記念品が、準優勝の豊岡に盾と記念品がそれぞれ贈られた。最優秀選手賞には、大平山の井上幸大投手が選ばれた。優勝した大平山のメンバーは次のとおり(敬称略)。
【別府大平山少年野球部】▽代表=今宮美智雄▽監督=大石賢二▽コーチ=三浦慶一郎、後藤孝清▽選手=奥本晴(主将)、井上幸大、大石昊、豊島大和、渡邊暁斗、山下啓太、藤由純大、三浦大和、坂本聖道、横山直希、鈴木悠緋、藤野颯斗、藤本絆愛、高尾想愛羅、小野蒼真、林田凌空、小野翔陽、丸山実琉、林田蒼空