別府市が退職職員に辞令を交付

31日付で退職をする職員に退職辞令が交付された

 別府市は31日、退職する職員に対して辞令を交付した。3月末で退職するのは、教職員を含め24人。
 市長部局の辞令交付式は午前11時から、市役所会議室で行われ、12人が出席。長野恭紘別府市長が1人ひとりに辞令を手渡して「長い人で42年間、市役所で働いていただきました。それぞれに物語があると思います。敬意と心からの感謝を申し上げます。今後は、市の関係で一緒に仕事をする人、まったく違う人生をスタートさせる人もいます。経験を存分にいかし、市のため、市民のために関わっていただき、後進の育成にもご協力をいただければと思います」とあいさつ。
 退職職員を代表して、寺山真次農林水産課長が「長い職員で42年間、短い職員で29年間の勤務でした。経験を重ねるうちに、国、県をはじめ自治委員、民生委員児童委員など関係する人たちとの繋がりが私たちの業務に大切だと感じました。市民1人ひとりのニーズを把握しながら関係する人たちとネットワークを構築し、ネットワークを活用しながら市民の安全安心を担ってきました。それでも、長い勤務の間に時には悩み、壁に当たったり、心が折れそうになることが幾度もありました。しかし、その時の上司や先輩からアドバイスをもらいながら、同僚や部下のおかげで何とか今日、この日を迎えることが出来ました。本日を持って退職しますが、市役所で培った経験を生かして、気持ちを新たにこれからの人生を歩んでいきたい」と述べた。