大分県立別府鶴見丘高校(阿南典久校長)は第77回入学式を挙行した。
阿南校長が240人の入学を許可し「入学おめでとう。心から歓迎します。創立以来、110年を超える長い歴史を持つ高校で、卒業生は3万人を超え、国の内外の各分野で幅広く活躍をしています。学力と人間性を兼ね備えたタフな鶴高生を育成することを教育目標とし、変化の激しい多様な現代社会で主体性を育て、真の学力、心豊かな人間性、粘り強く何事にもチャレンジするタフさを育成すべく、大学や地域などと積極的に連携し、1人ひとりの輝く未来を大切にした教育を進めています。皆さんには2つのことを心に止めておいてほしい。1つは、志を高く持って学ぶ。2つ目は、出会いを大切にする。お互いに切磋琢磨して充実した高校生活を送ってほしい」と式辞。
入学生を代表して、吉岡菜々美さんが「これから始まる高校生活に胸を弾ませています。今年度から成年年齢は引き下げられ、私たちには今まで以上に学ぶことが求められていると思います。勉強をして知識を得ることだけでなく、主体的に行動する自治力や自己発信する表現力を養うことも含まれると思います。本校で仲間と共に生活する中で、これらの力を身に着け、自分や社会にとってよりよい未来をつくるために学びをいかしていきたい。困難にぶつかった時には前向きに捉え、仲間と協力して乗り越えていきます」と宣誓の言葉を述べた。